浅葱色の計算用紙

数学(広義)を扱っています。

53平均律に対する音名の提案

この記事で求めたように、53平均律は周波数の有理数比を高い精度で近似することができる。

 

しかし、私たちは53平均律になじみがない。

そこで、この記事では53平均律に存在する全ての音に対する名前を提案する。

一応ここで提案されてはいるものの、発音が日本語話者向けではないので、日本語話者向けの名前を提案する。

 

全音

53 equal temperament - Wikipedia

53edo - Xenharmonic Wiki

にも書かれている以上、全音が53音のどこに入るかについてはある程度合意があるようである。

ここでは、次のような表を埋めることで53音の名前を提案していくことにする。

               
               
     
ファ                
               
               
     

 

半音と四分音

50セントの倍数に最も近い場所に24平均律の音名を置く。音名は変拍子兄さん様の提案を使用する。

 

ただし、「フィ」は53平均律の丁度中間にあるので使用しないこととした。

このとき、24平均律と53平均律の同じ音名で実音がもっとも離れているのはム(53平均律の方が約10.38セント低い)とマ(53平均律の方が約10.38セント高い)である。

純正律のミと平均律のミの違い(約13.69セント)より小さいので問題ないでしょう。

         
         
   
ファ   ヴァ         ショ  
         
         
   

それ以外の音

ここからは完全に私独自の提案である。

ディ
ミャ
ファ ヴァ フォ ショ チョ
ツェ ジェ

 

というわけで、53平均律の音名が完成してしまいました。

 

そこで、こんなものを提案します。

「53平均律のドレミの歌」 (a.k.a. ドディデの歌)

歌詞は絶賛募集中です。たぶん歌詞を作るだけでも相当難しいと思います。 歌詞ができても実際に歌うことは推奨しません。